薬師如来・閻魔王坐像


【閻魔王坐像】
保泉院にある「木造円魔王坐像」は、室町中期に仏師了戒によって造られたといわれる。江戸期に彩色が施され、今もその片鱗が残る。ヒノキの寄木造りで、高さは89cm。豪快な鎌倉期彫刻の特徴をよく表現していて、都の文化財にも指定されている貴重なものだ。玉眼の目をカッと見開いた形相は大迫力。

【薬師如来坐像】
新井薬師堂にある「薬師如来坐像」。優美な藤原時代の特徴を色濃く残す鎌倉前期の彫像で、町の文化財に指定。目の病気に御利益があるという。東国の仏像としては完成度が高く、当時このあたりに中央と関わりの深い権力者がいたことがうかがえる。